改定がいっぱい

マイナンバーが通知されて8年が経過し、まいなポイントの申込みも終了しました。
そして、消費税法の改定によるインボイス制度がいよいよ開始されましたね。

改定があるということは、もちろん増税のためですが、その方法は、
今まで納税を免除されていた事業者が免除を受けない選択をしたことで増税になる面と、
インボイス番号の無い事業者や消費者からの仕入(リサイクルショップなどは除いて)が多い企業での減益・納税増での増税と考えます。
どちらも事業者の納税が増えますね。

私たちの業界では、この改定による経過措置等を処理するために会計ソフトの改修があり、その業務に携わる担当の方へのご説明や結果の検証、根本となるデータ入力に作業が増えます。
笑い話のネタにされる規定もあるなど萬ある細かな規定について、税制を設計した方もきっと後悔してしまったり時を過ぎれば忘れてしまうのではないかと思うくらいです。
求められる多くの入力条件にAIが活用できるところもあるでしょうが、正直今は未だ過渡期。

私たちが選んだ政治家は細かな規定など知らなくて良いと思いますが、政策に対してせめて身内や選挙対策の為ではなく、良い意味で後世に名を残せる仕事をしてほしいです。
もう肌感覚は30年後が不安な後退国なのですから。

次は電子帳簿保存法が迫っていますがどうなることやら。
紙の無駄にならぬことを祈ります。

更新日:2023.10.06