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KYコーポレーションビル2F
生命保険と一言で言っても、その中には様々なものがあります。
まず、保険とはその人それぞれのリスクに備えて保障を買うということです。
人間には大きく3つのリスクがあると言われています。
1つは病気やけがをするリスク 2つ目は早くに亡くなってしまうリスク 3つ目は長生きするリスクです。
不思議ですよね。亡くなっても、長生きしてもリスクなんて。
早く亡くなってしまうリスクは、子供がまだ小さいうちに大黒柱がいなくなってしまうと、その後の生活が成り立たなくなってしまうリスクがあるということです。もう子供も大きくなり、1人で生きていくことが出来れば、このリスクは解消されますが、その後に訪れるのは長生きするリスクです。
最近では、医療の進歩により年々寿命が延びています。現在の平均余命は男性は81.09歳、女性は87.14歳です。定年の年齢を引きあげる企業もありますが、まだまだ60歳定年という会社は少なくありません。では、定年してから約20年間、年金だけで生活していけますか?これが、長生きするリスクです。まだ再雇用や転職出来れば、何とかなるかもしれませんが、やはり体力的にも若いときと同じようには働けません。介護状態や認知症になる可能性も大いに考えられます。
このようなリスクに対して、保険は保障や安心を買うものです。しかし、内容がわからず保険に加入している人が多く見受けられます。とにかくたくさん入っていれば安心だと思っている人もいます。最近では生活の多様化に伴い、保険商品も多様化しており、一昔前より自分に合った保険商品を選択するのが難しくなっている気がします。それだけ、細かいものに対応する商品が多くなったと言えます。
まずは、今の自分のリスクを考え、そのリスクを軽減できる商品を選択し、余分な保障を取り除くことで、お金や保障を無駄にせず、本当に必要な金額を支払うことが出来るのです。
もうすぐ年末調整や確定申告が始まります。保険の控除証明書ももう届いているところがほとんどです。この機会に自分が加入している保険について、再度見直してみるのも良いのではないでしょうか。