多数決がもたらすもの

アメリカの次期大統領が決まり、日本の新内閣総理大臣も決まりました。

どちらも選挙の結果ですが、その出来上がった環境をみると、今後の政策進行の苦労やスピードの度合いが全く正反対になったように見えます。

その良し悪しは一長一短あるでしょうが、争いは何もかも消耗させるので、権力を有する方々には、政策を理解して貰おうとする姿勢だけは持ってほしいです。

さて、年末調整の準備時期に入っていますが、今年は岸田政権時の政策である定額減税を織り込まなくてはなりません。多様な要件により適用可否が生ずる税制の仕組みにおいて、ソフトウェアメーカーの苦労には頭が下がります。

また、いま103万円の壁が話題になっていますが、単純な賃上げばかりでは天秤が合わなくなり、半世紀近く続いた仕組みに社会保険も絡めて議論が生じたのも選挙の結果なのでしょう。

わかり易くて誰もが納税に納得でき、行政費用も掛からない仕組みになればいいですね。

更新日:2024.11.12