リニューアル

また農水大臣が変わりました。人材が豊富ですね。

西洋には「愚民の上に苛(から)き政府あり」という諺があると聞いたことがあります。

(良くするも悪くするも私たち民衆次第ということでしょうか。)

政治家や行政に意識を変えてもらうには、有権者がもっと声を上げなければならないと再認識します。

ある改革により自身にも痛みがあっても、互いに信頼できる関係を持てるような人を選べるようになりたいです。

 

私事ですが、自家では79になる父が小さく稲作をしています。平成に入った頃に生産者米価が半減し、その当時の農政や自家の事業規模では稲作の専業は無理と判断しました。

以後の作付けは水田機能の維持のための耕作でした。

3年程前からは水田の8割以上を大規模営農組合に耕作してもらい、残した変形地を耕作しています。

周りには耕作放棄して荒地となった田んぼも点在してきていて、じわりと事業環境の荒廃を感じます。

片や先端的な栽培法を取り入れた大規模な営農をメディアで見かけると、廃業を見込む農業者としては、その邪魔にならない様にしたいなと思います。

更新日:2025.05.23