リスキリングとリカレント

社内で「リスキリング」が始まりました。

最初、何かの勉強のことかと考えていましたら、「学び直し」の意味でした。

でも「リカレント教育」という言葉も聞いたことがあります。こちらはどういう意味なのでしょうか?

リスキリングとリカレントは、どちらもスキルや知識の更新に関連する概念ですが、目的やアプローチが異なります。

リスキリング

リスキリングは、現在の職業や業界に必要な新しいスキルを学ぶことを指します。例えば、IT業界で働いている人が、データ分析やプログラミングの新しい技術を習得する場合がこれに該当します。主に、職業の変化や新たな職務に対応するために行われます。

リカレント

リカレントは、教育や学習の継続的なプロセスを指し、人生のさまざまな段階での再教育や技能の更新を含みます。例えば、大学での学位取得後に社会人が再び学び直すことや、定期的に新しい資格を取得することなどが該当します。

 

  •    リスキリング: 特定の職務に関連する新しいスキルの習得。
  •    リカレント: 継続的な教育・学習のプロセス全般。

 

このように、リスキリングは特定のスキル習得に焦点を当てているのに対し、リカレントは学び続けること全体を指します。

まだ始まったばかりの社内制度ですが、以前学んでからずいぶんと月日が過ぎてしまっています。自身も「思い込み」から抜け出し、もう一度、初心に戻って学び直すことで新たな「学び」を得たいと思います。

更新日:2024.10.24